米国新築住宅販売件数

発表日時 8/23(木) 10:00(日本時間 8/23(木) 23:00) 米国新築住宅販売件数とは、米国内で販売された新築住宅件数を、米商務省が毎月集計・発表している経済指標です。 将来の住宅建設動向をみるものであり、住宅需要は自動車販売高と並んで景気動向と密接な関連性を持つため、最も先行性が高いと言われる指標のひとつと言えます。基本的には、販売件数が増えれば景気が上向き、逆に減れば景気が下向きと、判断されます。 アメリカの新築住宅販売件数は、季節調整済みの年率換算で30万戸前後(2010年)で、それに対して中古住宅販売件数は、季節調整済みの年率換算で500万件前後(2010年)となっています。中古住宅の販売が多いアメリカでは、住宅需要の全体像を把握するには、新築と中古とを合わせて確認する必要があります。 ちなみに、新築住宅販売件数は契約書への署名ベースであるため、所有権移転完了ベースで集計する中古住宅販売件数よりも先行性が高いと言えます。
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